月別アーカイブ: 2014年9月

肋間、脊椎、胴体をしなやかに

こんにちは!院長の佐々木です。
今回は最新コラム「肋間、脊椎、胴体をしなやかに」をテーマにご紹介します。

少し前の話題で恐縮ですが、サッカーワールドカップの日本代表の戦いぶりと結果は、期待していただけに非常に残念なものでした。
敗因は戦術、コンディショニング、メンタルなどと取りざたされていますが、結局のところ、それらも含めた個人能力の差が、集団の集大成の差となり出てしまったのだと思います。
整体、身体的側面で見ていくと、緊張のせいもあるのでしょうが、日本の選手は硬いな、という印象が強かったです。他のトップクラスの選手達には、身体的強さが備わっていました。ここで述べる強さとは「しなやかさ」のことです。日本の選手達もそれなりに筋力トレーニングを行っているはずで、ウエイトを挙上するMAXの数値は、諸外国の選手と比べてそれほどの差はないと思います。
 上手い選手には皆、強さを併せ持つ胴体のしなやかさを感じます。近年、体幹トレーニングがブームで、様々なマニュアル本が出ていますが、この傾向には少し疑問を感じています。体幹部をガチっと鍛えるのはいいのですが、それは固めているだけで、しなやかさはむしろ失われてしまうのでは?と思うからです。

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体幹トレーニングメソッドはやりっぱなしだと胴体の動きを硬め、しなやかさを失わせる?

 胴体のしなやかさが失われると、肋骨や脊椎、特に腰周りの柔軟性に影響し痛みを引き起こしますし、四肢と言われる胴体以外の首、両腕(肘や肩関節)、両脚(股関節、膝や足首を含む)も、胴体からの連動した動きが失われるので、故障しやすくなります。

 スポーツ選手の肩や股関節、半月板損傷などの膝の怪我は皆、この胴体の硬さと食生活の矛盾からきていると言えます。

 ただ体幹を強化するだけでなく、強化した体幹をどうしなやかさに活かすかを、アスリートのみならず一般の方ももっと留意すべきです。それは、ヨガやバレエ、スポーツクラブでのトレーニング、自己流のストレッチや筋トレ等を継続している方にも痛みを訴える方が多いということが物語っています。
 脇の肋間から骨盤までの胴体側面が硬いと、側屈は勿論、胴体を回旋する動きも硬くなります。(※日本のトップアスリートには、胴体を骨盤と連動させ前後にしなやかに重心移動させる動きが硬い選手が多いのも気になるのですが。)
 脊椎の動きで見ていくと、硬い動きとは脊椎間で狭くなり、どちらかに脊椎が後方に回旋し、回旋している側にその脊椎は側屈して固まってしまっています。

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      上からぐしゃっとつぶされると、きっとこのような状態になるのでしょうね。

 

 誰にでも歪みがあり左右差があるので、胴体の動きが硬い、広がらない側がこのようなになってしまいます。
 胴体の側面を広げれば、回旋の動きも連動してしなやかになります。

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                    例えば左から右へ捻ります

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 胴体の片側を逆側に捻ります。そしてその柔軟度を憶えておきます。
そちら側の胴体を下にして横座りをします。上の脚を前に下ろし、下の脚の膝はしっかりと伸ばし、胴体は真直ぐ引き起こします。肋間筋や腰の脇の腰方形筋が強力に伸びてきます。

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1分後にもう一度回旋を行うと、スムーズに捻ることが出来ます。
 筋トレでガチっと固める体幹トレーニングより、このような胴体のストレッチをより硬い側に重点的に行う方が、歪みが矯正され、スポーツや日常生活でも実用的と言えます。

 
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たまには逆側も広げよう

こんにちは!院長の佐々木です。
今回は、コラム「たまには逆側も広げよう」をお届けします。

一般的な股関節のストレッチというと、足の裏側を合わせ胡坐をかく様な姿勢で股を広げたり、座位の姿勢から両脚を左右に広げて開脚を行う動作が思い浮かぶと思います。

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 とにかく、股関節というと拡げること、股割を柔らかくすることが重要だと浸透しているようです。勿論間違いではありませんが、そもそも股関節の形状は球状で、骨盤に対して前後左右に大きく稼動する特性があり、他の関節よりもよく動きます。

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股関節の違和感を感じた場合、以前の「恥骨ケア」のコラムでもご紹介した通り恥骨の歪み、その周辺のリンパの滞り、靭帯の肥厚や変性が原因と言えるのですが、多くの方は股関節が硬い事が原因と考え広げよう、開脚しようとしてしまっています。実はこの動きだけは恥骨の歪みを増長させてしまいます。そして、大抵、違和感がある側の股関節は既に開いてしまっていることが非常に多いのです。
 仰向けの状態から両膝を曲げ、左右に膝を開きます。膝が床に近い側が開いてしまっている状態といえます。

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この場合、右膝が床に近いので広げるストレッチは×!
このチェックをして違和感がある側が開いてしまっている場合、ストレッチやクラシックバレエ、ヨガに見られるような開脚動作はすぐに控えるべきです。

 開くのではなく内旋といって内側に伸ばす動作を行わなければなりません。
この股関節の左右差は、腰痛、坐骨神経痛等を増長させる要因のひとつになりますし、さらに間違えて余計に伸ばしてしまっている方が多いので股関節を損傷させ恥骨を歪ませることにもなります。

 仰向けの状態から開いていた側の膝を曲げ、膝から下は90度に曲げ外側に広げます。膝から上の大腿部は骨盤から真直ぐ伸ばした位置をキープします。

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             右脚は開かず内旋させる

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      逆の足で膝を押してさらにストレッチを加えても良いでしょう。

 
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