骨盤の歪み

前回までは骨盤の構造について簡単に説明してきました。今回は骨盤の歪み方と疼痛や炎症が発症する要因について説明していきます。

◎ 筋骨格編

 ・骨盤

 骨盤は寛骨と仙骨、そして脊椎と連結した骨格部分の総称で、寛骨の一部である腸骨と、脊椎の土台を形成する仙骨とは仙腸関節でつながれています。以前は殆ど動きがないと思われていた仙腸関節が実は腰痛の大きな原因であるとも述べました。

 何故仙腸関節が痛みの引き金になるかというと、仙腸関節面が捻挫によって炎症が強くなるからです。捻挫、亜脱臼・・いわゆる歪みのメカニズムを考えていきます。軸としては仙骨を基本に、仙骨に対して腸骨はどのような位置に変位するか、という視点で歪みを決定します。

 1,仙骨に対して腸骨が外側にスライドする歪みを外方変位、仙骨側に向かって圧縮する歪みを内方変位と呼びます。

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 2,仙骨に対して腸骨の上部になる腸骨稜が腹部側つまり前方へ歪む動きを前方変位、寛骨下部の坐骨側が臀部後方に歪む動きを後方変位と 呼びます。

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 3,仙骨に対して腸骨が頭部上方へ歪む動きを上方変位、下肢方向へ歪む動きを下方変位と呼びます。

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 1~3の歪みでは敢えて順位をつけると1の外内方変位が左右の腸骨で差が大きいと仙腸関節にダイレクトに影響が出るため、疼痛が顕著な場合優先的に矯正すべき歪みとも言えます。ただ、どれか一つ単独で歪むということはあまりなく、1~3のパターンが複合的に3次元的に歪んでいるパターンが殆どです。これらの歪みの影響で仙骨も左右への側屈や捻転等3次元的に歪むと仙腸関節は影響しやすくなります。

 次回は1~3の誰でもわかる歪みの診断法を述べていきます。

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