骨盤の検査法

前回は骨盤変位の外方・内方変位の診断法とセルフ対処法をご紹介しました。施術者が矯正する調整法は改めてご紹介する予定です。今回は骨盤、つまり腸骨が前方・後方に歪んでいる場合の診断法等をご紹介します。

 ◎腸骨の前方・後方変位

 腸骨の歪みのパターン3次元において、前方または後方の変位も起こります。仙骨を起点して、身体を横から観察した場合を想定します。ちなみに横からの基軸戦は重力線といいます。仙骨に対して腸骨が前方に回転する歪みは前方変位と言います。

 一般的によく腰骨と呼ばれる上前腸骨棘=ASISが触診部位になります。立位で骨盤付近前面上部を触ると出っ張っている場所ですね。仰向けでそのASISに触れると高い側が前方に変位していることになります(図1)。そして低い側が後方に変位しています。筋肉的に言うと、大腿四頭筋から腸腰筋が拘縮すると腸骨が前方に引っ張られます。

        図1 ASISに触れて床からの高さを確認

 

 その為前述の触診法よりさらに簡単にストレッチをしてみて歪みがわかります。うつ伏せで膝をゆっくり屈曲して、硬い、引っかかる、曲げにくい側の腸骨が前方変位、曲げやすい側が後方変位になります(図2.3)。

          

          図2 右膝屈曲            図3 左膝屈曲

  曲げにくい側=前方法変位側は腸腰筋のストレッチ(図4)、曲げやすい側は後方変位していて、筋肉的には大腿二頭筋が拘縮している為その大腿二頭筋をストレッチすることでそれぞれのセルフ対処法となります(図5)。

       図4 腸腰筋ストレッチで前方変位矯正

       図5 大腿二頭筋ストレッチで後方変位矯正

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