気圧の変化で痛みが発症する理由

雨量が多かったり、台風が近づくと、頭痛や関節痛を訴える患者さんが頻繁にいらっしゃいます。過去にご紹介したコラムから以下、その理由をご説明します。

これは、気圧の変化が人体に影響を及ぼしているのだと考えられます。

頭痛なら頚椎や頭蓋骨を覆う筋肉が、関節痛ならその関節を支える筋肉が普段から硬くなっていて、その部位の血管、神経、関節が圧迫されている方に見られます。

慢性的に筋肉がこり、関節の可動域が制限されているのです。

しかし、雨が降ると気圧が下がり、空気の圧力も弱るので、筋肉の圧迫(身体内圧)も緩みます。

そうすると、慢性的に筋肉に圧迫されていた血管が開放され、平時より過剰に血液が血管中を濁流のように流れます。

すると、血管が拡張し、周辺の神経も圧迫されて、頭痛等を併発するというわけです。

痛みがある箇所をサポーターなどで少し圧迫すると楽になるのは、この原理です。

こうなると、気圧の変化が起きてから対処しても遅いので、通常、硬くなった筋肉が血管や関節を圧迫している状況を改善させることがポイントになります。

筋肉内の疲労物質を肝臓で早く除去できるように酢の物を多く取ったり、アルコールや薬の常用をできるだけ控えたり、気温が高い日でもしっかり湯船に浸かったりと、痛みが起きる前から行なうことが肝要です。

昨今痛み止めであるロキソニンの副作用として消化器粘膜に問題を起こしやすいということがクローズアップされていますが(何をいまさら・・)、このような痛み止めの弊害は身体を冷やすので前述のような血管や神経の圧迫を結果として招くことにつながります。血栓予防で病院からバファリンを常用するように指示されている方もいます(恐ろしい!)。

次回はこの常用する薬の弊害について改めて解説していきますね。

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